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恥ずかしかった職質TOP3

職質

皆様、職務質問こと職質を受けたことはありますか?

僕は割と職質を受けやすい

こう書くと勘違いされてしまいそうだが、見た目や所作、言動は全くクレイジーとは程遠い見た目なのだ。

そんな僕TAKAが体験した職質で恥ずかしかったことランキングTOP3を書こうと思う。

嘘みたいな話で信じられないかもしれないが信じない人は短編小説を読むぐらいのノリで読んでみてほしい。

僕について

ランキングに入る前に僕自身のことについて紹介したい。

興味無い方は飛ばしてもらって構わない。

初めに

まず初めにこれだけは言っておかないといけない、

まだ知名度がないので僕のことを知らないと人ばかりだから変なイメージをつけたくないからだ。

今回の記事はかなりアングラ臭漂う記事なのだが僕自身は不良とか悪とか無縁の人間だ。

タバコも吸わないしお酒も飲まない。

まあちょっとTATTOOは入っているけど。

不良がかっこいいとは全く思わないし逆にカッコ悪いと思っているぐらい。

過去の武勇伝も語るつもりもない。

ただ単に楽しんでもらいたいだけなので。

では始めます。

僕の住んでいる地域

生まれは県内でも有名な治安の悪い地域。

いわゆる差別集落みたいな地域に生まれて今現在まで生活している。
(正確にいうと僕の家の地域はディープなスポットからは離れている)

今は改善されたが高校ぐらいまではとにかく治安は悪かった。

自販機のサンプルは盗まれて何の飲み物か分からなくてくじ引き自販機だったし、

家の前の道路は日中は街宣車、夜は暴走族という感じで交代制で走ってたし

泥棒もちょいちょいあったし

不審者なんて道端に生えるタンポポのように当然の如くいた。

でもその中に生活する僕はそれが当たり前で何とも思わなかった

社会人になって

社会人になってから、平凡な生活を送っていた。

ただ何故か引き寄せるのだ。

アングラな人を

例えば

スキー場に行った時、ボブサップみたいなアメリカ人が居た。

その人は冬なのに半袖だ。

明らかにスキーしにきてる感じではない。

そのボブが僕に近づき

「ヘイメン!何がほしい?」

と言ってきた。

僕は無視して小走りで逃げた

そう、プッシャーの人によく声をかけられるのだ

僕自身、薬物はダメ絶対派なので嫌悪感があるぐらいなのに、彼らは導かれてくる。

夜の街灯に群がる虫のように。

それと同じぐらい警察官の方も寄ってくるのだ。

という訳で早速ランキングにいこう。

3位 マリーゴールドと僕

日も短くなり日の入りと共に肌寒くなってきた秋の夕方のこと。

用事があり前のりでホテルに宿泊した時の話。

僕は出先にも関わらず日課の運動をしていた。意識高い。

その日は良い事があって気分が良くちょっと長めの有酸素運動をしていた。

気分のいい日は決まって聴く曲がある。

あいみょんのマリーゴールドだ。

それは突然に

シャッター街の人もいない所でそれは起きた。

誰もいないから安心して声を出して歌っていた

「むーぎわーらのー」

すると僕の影じゃない影が突然現れたのだ

僕は「うわ!!!!」ってびっくりして振り向いたら後ろに

息を切らした警官がいたのだ。

真相

警察官の話によると交番の前を通った俺が不審者に見えて声をかけたが、声かけに気付かなかったから追いかけてきたらしい。

Air pods proのノイズキャンセリング機能の凄さを実感した瞬間でもあった

そして身体検査。

抵抗すると逆に時間がかかることを知っていた僕はすんなり応じて事なきを得た。

2位 彼女と僕

明け方の空気が澄みきって星が綺麗な冬の明け方3時ぐらいのこと。

当時付き合っていた彼女と飲みに行ってホテルに行く途中だった。

彼女との思い出

因みに彼女も職質体質だった

二人合わされば豪華なコラボレーションなのだ。

車の中で話してるだけでも警察官に声をかけられるし駅を歩いていても声をかけらる。

別れてから知ったのだが彼女は前科持ちの本物だったらしい。

その当時はちゃんと更生したと口癖のように言っていたが今思えば普通の人は更生なんて言葉使わないな。

そんな彼女はちょっとキレやすかった。

いつものありきたりな会話

ホテルに行く道中にそれは起きた。

前から警察官が来て彼女が

チッ、多分くるね」

と言いい、僕も

「うん、間違いないね」

っていう日常のありきたりな会話をしてたら案の定来た。

お酒の力で引き出された
彼女の凶暴な感情

まあいつもの如くささっと応じて終わらせようと思ったら彼女の鼻息の音が聞こえた。

「ん?」と思い彼女を見るとフンフン言いながら目が血走っている

(あ、やばい。キレる)と思った時には時すでに遅し。

いきなり怒り始めた。

彼女の「チッ、多分くるね」の台詞の「チッ」の伏線がここで回収された瞬間だった。

まあその後、彼女を落ち着かせたり応援に来た警察官に怒られたり何故か彼女に叩かれたりして丸く収められたから良かった

狂気の先に見えた世界

だが職質が終わってからもずっと彼女のアドレナリンはギンギン

その後の彼女のベッドでの乱れっぷりは阿修羅の如く

荒々しくも優しさが見える絶妙な塩梅で恐怖と快感のアンサンブルでした。

それも良い思い出です。

でも癖にはならなかったです。

先日彼女を見かけました。

彼女の隣にいるのは新しい彼氏でしょうか
その男性のアメ車の横でバインバイン跳ねるアメ車を見ながら楽しそうにしていました。

1位 コスプレとおもちゃと僕

蝉の声が鳴り響き懐かしい匂いがする夏の昼間のこと。

当時付き合ってた女性(2位の子とは別の子)とお泊まりデートをするため電車に乗って待ち合わせに行く時だった。

彼女の秘密

彼女はちょっと性に対しての追求心がすごかった、変な衣装とおもちゃが好きなのだ。

変な衣装とはアダルトショップに売っているようなエロさを超えて「どこに興奮したら良いんだ」みたいな変な衣装。

おもちゃも色々試したがり、いつしかスーツケースが必要なぐらいの豊富さになった

僕の役割

実家住まいの彼女なので衣装とアイテムの維持管理は僕の役割だった。

もちろんクリーニングも僕の担当だ。

彼女が好きだった僕は愛情込めてメンテナンスをした

まるで我が子をお世話するかのように

神様、今日だけは。。。

その日もスーツケース片手に駅を歩いていると警察官が僕に導かれるかのようにやってきた。

待ち合わせ場所へはあと一歩の距離で。

「旅行ですか?ちょっとお荷物確認させていただいていいですか?」

といつものくだり。

ただこんな人が沢山いる所でこのスーツケースを開けるのは流石にやばい

でももうすぐ彼女がくる時間だから早く終わらせたい。

登場からの任意同行

でも。。みたいな感じで渋ってると彼女がきてしまったのだ。

彼女に事情を説明したら彼女も困っていた。

二人で困っている状況は警察官からしたら怪しさ満載だろう。

僕達は近くの駅の交番みたいな所に任意同行された。

任意同行は拒否ができる。

でも拒否したところで長引くし、一刻も早く彼女と楽しい時間を過ごしたかった。

スーツケースの中

そこでおもむろに僕はスーツケースを開けた。

もう腹を括っていたから無表情で。

まるで死を覚悟した兵隊のように

警察官は僕ら立会の元、中のものを物色し始めた。

用途不明なものは説明を求められた

そこで異変に気づくのだ。

正義感の押し付け

その異変とは

彼女がめちゃくちゃ恥ずかしそうな顔をしているのだ

彼女の恥ずかしそうな顔を見て僕は彼女を守らないといけないって正義感が生まれた

僕「これは僕が一人で使うものです!!!

いきなり聞いてもいないのに僕の口から謎のカミングアウトをされた警察官は困惑していた。

その時もう一人の警察官も困惑している。

僕はヒーローにでもなったかのように胸を張り誇らしげに見えてたんじゃないかな

スクール水着を手にしながら警察官は(これをこの人が着るのか?)

みたいな目で見てきた。

君を守ったよ!という正義感に満ち溢れた表情で彼女に目をやると、

彼女が一番困惑していた。

カオスだ。

新たな世界の扉が開かれた

怪しいものは何も無いからそのまま交番みたいなところを出て彼女とホテルにインした。

彼女と「ちょっと恥ずかしかったねー」と談笑しながらお風呂に入った。

お風呂を出て彼女はおもむろにスクール水着を手に取り不敵な笑みを浮かべながら僕を見ている。

その日僕は産まれて初めてスクール水着を着た

その時の彼女は目を輝かせてこけし型のマッサージ機を僕に当ててきたのだ。

彼女の新たな扉をひらいてしまったのかもしれない。

その年の僕の誕生日はメンズTバックとメンズブラジャーだった。

君だけがいない世界

何年か経って彼女は僕の前から消えた。
おもちゃと変な衣装とスクール水着とTバックとブラジャーと幸せな思い出を残して。

彼女との思い出と共に履き古したTバックは色褪せて当時の輝きを失っていった

最後に

薬物は犯罪なのはもちろんですが、周りの人にも迷惑がかかります。

何もカッコよくないです

友達に誘われても断りましょう。

そんなことを誘ってくる人は友達じゃないです

どんだけ仲良くてもです。

薬物問題は明日は我が身って言っても良いぐらい近くにあります

僕も沢山そういう人を見てきましたが
時が経ち輝かしい未来を歩んでいる人は100人中1人ぐらいです。

あなたはその1人にはなれませんので興味を持つことすらやめましょう。

 

 

taka
長い文章読んで頂きありがとうございました。

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