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恋愛の失敗TOP10 vol.1
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・裸の大将
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フォトグラファーTAKA
人間関係において、信用や信頼はとても大切。
もちろん恋愛においても同じ事が言える。
信用や信頼は築くまで時間がかかるのにも関わらず失う時は一瞬。
そう、まるで週刊誌の興味の無いページをめくるぐらい簡単に信用や信頼は失われるのだ。
あれは窓を開けると冬のにおいが鼻の奥をくすぐった12月のこと。
僕はカメラにハマっていた。
スノーボードに毎週通っていた僕はゲレンデに向かう道中に良い感じのスポットを見つけては写真を撮っていた。
物語は突然に
当時、絶賛片想い中の僕は相変わらず彼女のことを想っていた。
もうこの時点で教訓が必要なのだが、まあそこはスルーしよう。
彼女は少し病みやすい子で悩みも尽きないちょっと闇を抱えた子だった。
そんなミステリアスガールに僕は恋をしてしまったのだ。
底抜けに明るく楽天的なヘラヘラボーイと闇を抱えたミステリアスガール。
今、冷静に考えれば衝突は避けられない。
もうパッと見てデンジャラスだ。
そんな恋は盲目状態の僕は彼女を支えていこうと思った。
なんならハイパーポジティブな僕ならハイパーネガティブの彼女を支えることは容易だと思っていた。
It's my style
先ほども書いたが僕はハイパーポジティブだ。
ネガティブなんて文字は僕の辞書には無い。
だから正直、辛いなんてのは自分が決めることであって他人が見たら辛くないこともあると思ってた。
僕自身、周りから『苦労しているね』とか『頑張ってるね』とか言われるが、僕は自分が努力や苦労をしているとは微塵も思っていない。
苦労アピールする人の多くは悲劇のヒロイン気取ってるとさえ思っていた。
人によっては暴力的な表現になるかもしれないが、とりあえず笑えば人生は明るくなるとさえ思っている。
要は自分の人生は自分の考え方次第で明るくもなるし暗くもなるのだ。
とにかく辛いなら
話を戻そう。
ハイパーネガティブな彼女を救うには何がいいのか?
毎日そんなことを考えていた。
毎日というが僕は頭の回転が早いので10分も考えてはいないのだが、まあ10分でも長い方だ。
そこで閃いた。
彼女に笑顔になってもらおうと。
mind map
笑顔
↓ (笑顔になるには)
笑う
↓ (笑うには)
面白いことをする
↓ (面白いこととは)
脱ぐ
瞬時に脳内でマインドマップが作成された。
道徳観という壁
僕のブログを読んでくれてるあなたはこの言葉を知っているでしょう。
『公序良俗』
裸の写真を現像しようにも性器が映っては現像できない。
でも僕が提唱する裸を使った笑いは性器ありきのものなのだ。
自分のスタイルを貫くか?
道徳という壁を目の前にして佇む僕。
そこで過去の失敗が生かされる
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恋愛の失敗TOP10 vol.1
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そうこの時の裸の失敗を思い出せたのだ。
ナイス俺!!!
そうガッツポーズをして新しい笑いの形を探った。
そして思いつく。
バカな殿様
以前、友人の結婚式で大ウケしたことを思い出した。
それは脱がなくてもウケた。
その時
「ああ脱がなくても笑い取れるんや」
と知ったんだ。
それは
バカ殿の仮装だ。
ただ、会いに行く時に仮装をするということは、家で変身して行きの道中もバカ殿で運転しなければいけない。
まあ僕レベルならそれぐらい余裕なのだが、きっと彼女は嫌がるだろう。
目立つことを嫌う彼女なのに、どっからどう見ても目立つ変装した僕と一緒にいるのは拷問だ。
そこら辺はすぐに想像できた。
フォトグラファーゆえの選択肢
写真にハマっていた僕は、その答えが出るまで時間はかからなかった。
「あ、写真集にしよう」
「これを落ち込んだ時に見てもらえば爆笑間違いなしだ」
と閃いたのだ。
それも同じ写真を全ページに使うという暴挙にでる。
20ページぐらいの写真集に僕のバカ殿の同じ写真が印刷されている。
めくれどめくれど同じ写真。
仕上がった冊子を見た僕は、お腹がよじれるほど笑った。
友人にも見せたが友人も大爆笑。
この時、僕の笑いのセンスは自身から確信へと変わった。
シャボン玉
彼女に
「これ元気のない時に見てや」
ってその写真集を渡した。
がっちり包装したので、時が来るまで開けないように言い聞かせた。
帰宅して空を見上げたら、近所の子供がシャボン玉を吹いていた。
その時彼女からLINEが来た。
(きっともう開けてみちゃったんだろうな。これで元気になってもらえただろう!あー告白されちゃうかもな)
なんて思いながら意気揚々とLINEを開く。
『何あの本。舐めてんの?めちゃくちゃムカつくんだけど』
。。。めちゃくちゃ怒ってる。
そこからは電話に出ないし既読も付かない。
完全にやってしもうた。
空に舞いすぐに消えるあのシャボン玉のような速さでブロックしたんだろう。
僕は空に舞っては消えゆくシャボン玉を見ながら、この恋の終わりを確信した。
教訓
まず初めに人それぞれ価値観や受け取り方は違う。
自分が良かれと思っても相手の逆鱗に触れることは結構ある。
まあ今回のケースは明らかに僕が100%悪いのだが。
分かってない
よく言われるが、男と女の心理は違う。
異性の心理を理解するのは結構難しい、理解しているつもりでもズレてたりする。
色々なカップルや夫婦の悩みや愚痴を聞くとわかるのだが、
男性というのは結構な頻度で余計なことをして女性を苛立たせている。
しかも男性はその苛立ちの原因をわかってないことが多い。
いや、ほぼ100%分かっていないかもしれない
そう、『分かってない』これが原因なのだ。
逆に女性が良かれと思ってやったことも、男性からしたら色々とストレスが生まれたりする。
男性目線で言うと
「女心が分かってない」
という女性は
「男心が分かってない」
と僕は感じる。
人の闇の深さは理解できない
その人の闇の深さは他人では理解できないだろう。
全く同じ境遇の人でなければ無理だと思う。
理解しようと努力しても表面しか見れない。
だって分からないんだから仕方ない。
どうしたらいいか
解決策なんてない。
そして相手の闇に触れようとすればするほどあなたはその闇に飲み込まれるだろう。
精神的な病の妻を献身的に支えた夫が同じく精神的な病にかかる確率が高いと言う文献を見たことがある。
だから結論。
結論
・自分の考えを押し付けない
・ちょっとでも違和感を覚えたら離れる
・メンヘラに出会ったら逃げる
・それは恋じゃない”依存”だ
多くの人は不思議なものでデメリットがあるものが好きで依存していくのだ。
タバコ、お酒、ギャンブル、風俗、薬物などなど
恋愛において”デメリット”というのは人生を狂わせることがあるから、気を付けていきたい。